卸価格


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卸価格

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卸価格とはメーカーが、問屋や小売店に卸売りする時の取引価格のことを言います。問屋や小売店にとってはこれが仕入れ値となるわけです。この時、卸価格を決めるために小売予定価格に一定の率をかけて決めることが多いのですが、その時の割合を卸率、あるいは掛け率と言います。

卸価格は、もともと商売人の間で使われる価格であり、同じ商品を大量に購入する取引の中で価格の設定がされてきました。しかし、最近の卸価格はちょっと違う傾向になってきているようです。近年では、会員制という形をとって、現金払い、持ち帰りのみを扱う卸売り業も存在しています。

こうした店舗では、中小自営業者だけではなく、会員になれば個人客でも買い物をすることが出来る店舗もあります。ほとんど一般の卸売り価格で商品が店頭販売されているのでお得です。店舗の側ではコンクリートがむき出しの床、鉄骨丸見えの天井など、立派な店構えでなくても会員登録した客足があるので、宣伝したりする必要もなく、出店コストを抑えたり、包装を省いたりすることにより運営コストを抑えることができるわけです。

通信販売などでも、卸価格をうたっているところもあり、一般の個人客向けにも卸価格で販売するようになって卸売り価格と小売価格の境界線は次第にあいまいとなって来ています。ただし、すべての物に対して卸価格で簡単に商品が手に入るというわけではなく、生鮮食料品等の取引や流通に関しては卸売市場法というものがあり、業者などが適正・円滑に取引が出来るようになっています。



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