アフリカマイマイへの防除



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アフリカマイマイへの防除

アフリカマイマイ
わたしたちの生活や環境に被害をもらたす、アフリカマイマイ。この問題について考えるとき、IPM(総合的防除)という考え方を知っておくべきでしょう。「防除」とは、有害生物による害を防ぐため、生物の活動を抑制したり、個体数を管理することです。 目に見える有害生物をかたっぱしからやっつけていくような「駆除」のニュアンスとは、少し違います。

防除には様々な方法があり、薬剤を使っていく方法もあれば、有害生物が住みにくい環境へコントロールする方法などもあります。化学がますますの進化を遂げる中で、有害生物を無くすのに有用な薬剤がたくさん開発されてきました。 薬剤は手軽に散布できるうえ、撒いたそばからどんどん効果が出て来ますから、手堅く効果を実感することができます。 よって、つい薬品に頼った「化学的防除」にばかり比重が傾いてしまっているのが現状です。

ところが、個体を殺すばかりに力を注いでいては、根本的解決にならずいたちごっこになるだけでなく、やたらに撒いた薬品が積み重なって、その他の環境に大きな影響を与えるのです。防除は単一の方法ではなかなかうまくいきません。 アフリカマイマイの例でもそれは明らかになっていて、「薬剤を使わない自然に優しい防除」と思われていたヤマヒタチオビの導入も失敗しているということは、前項で説明した通りです。 そこでIPMという考え方が重要になってくるのです。沖縄県では、アフリカマイマイ対策として、なめくじ駆除剤を散布して、個体数をコントロールしています。 現在はかなりの減少傾向にありますが、薬剤散布をやめればまた増えるであろうことや、環境問題のことも考え、別の方法も併せて検討されてゆくことを期待します。


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