アフリカマイマイ生態系への影響(固有種にもたらしたもの)
アフリカマイマイについて⇒ 台北帝大生戦中の日々
アフリカマイマイ生態系への影響(固有種にもたらしたもの)
外来種が入ってくることによる、その土地に本来あった固有種の生態系のバランスへの影響は、とても深刻です。ひとつは食物の奪い合いによる被害です。 アフリカマイマイの食欲は非常に旺盛で、在来種のえさを横取りしている状態とも言えます。
しかし、アフリカマイマイ自身が周囲に及ぼした影響よりもっと深刻だったのは、アフリカマイマイ駆除のためにわたしたちが行ったことなのです。アフリカマイマイは、農作物等の柔らかい植物を好んで食べる為、農業害虫として嫌われていました。 そこで小笠原諸島では、アフリカマイマイの駆除を目的として、ヤマヒタチオビという「カタツムリを食べる肉食のカタツムリ」が導入されました。
これは日本以外にも、太平洋の海洋島などでも大きく取り入れられましたが、ヤマヒタチオビは、アフリカマイマイには目もくれず、より捕食が簡単な各島の在来のカタツムリを食べつくしてしまったのです。小笠原諸島は、一度も大陸と陸続きになったことがなかったため、その生態系は島独自のものでした。 ゆえに、貴重な固有種の宝庫だったのです。 ところが、アフリカマイマイの進入、それに付帯してヤマヒタチオビが入ってきたことにより、こうした貴重な在来種たちが、絶滅の危機に瀕しているのです。
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